Elementor ProとCloud版の違いのまとめ

2022年2月、Elementorが新有料サービスとなるCloud版をリリースしました。
Elementorの有料版というと、これまではPro版一択でしたが、今回のリリースで選択肢が1つ増えた形ですね。
では、
・Pro版とCloud版の違いはどんなところにあるのか。
・既存のPro版のユーザーは、Cloud版に切り替えなくても大丈夫なのか。
両者の違いについて、解説したいと思います。
ProとCloud版の違い
下記がPro版とCloud版の違いです。
サービス面での違いと、料金面での違いから解説したいと思います。
1.サービス面での違い
サービス面での違いは、「ホスティングサービスが付いてくるか、付いてこないか」です。
ホスティングサービスというのは、Webサイトのコンテンツ(記事、画像、動画などの全てのデータ)を保存しておく、サーバーを提供するサービスです。
このサーバーが付いて来るのが、Cloud版。
付いてこないのが、Pro版。
ちなみにこのホスティングサーバーは、GCP(Google Cloud Platform)です。
GCPは、Alphabet社(Google)が提供しているホスティングサーバーで、AmazonのAWS、MicrosoftのAzureと並んで、世界三大プロバイダーの一角と呼ばれます。
詳細はElementorの公式サイトブログに書いてありますが、このGCPにWordpressを構築するのが難しく、
Elementor CloudにGCPが含まれているというのは、そうした技術的なハードルがなくなるのでメリットがあるのです。
2.料金面の違い
Cloud版:$99/年間
Pro版:$49/年間
両方とも定額制ですが、Cloud版の方が、およそ$50高いですね。
この$50がGoogle Cloudのホスティングフィー(詳細は、Elementor公式サイトに書いてありますが、その他バックアップサービスとか諸々他にも色々付いてきます)ということになります。
でもよくよく考えてみると、これ年間の費用なんですよね。
月額換算すると、月$4~$5(500円程度)ですか。
日本の大手のホスティングプロバイダーである、ロリポップやxServerのプランとほぼ変わらない値段です笑。
だから、これからWebサイトを作ろうとしている人は、Elementor Cloudを使うメリットはありますね。
Pro版からCloud版にアップグレードする必要性
あまりないのでは?と思います。
Pro版が使えているということは、既にWordpressがセットアップできてることになるので、特段必要性は薄いです。
ただ、GCP環境でWordpressを使いたい人は、アップグレードした方がいいかもしれません。
セキュリティ面とか、サイトのスピードを考慮すると、GCPはスペック高いので。
値段も月額$5です。しかも固定。
自分でGCPを構築しようとすると、従量課金制なので、めちゃくちゃサーバー使うと料金跳ね上がります。
以上です。
参考にしてみて下さい。
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